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	<title>池内計司の「風で織るタオル、世界への挑戦」</title>
	<link>http://kotonoha-media.com/blog/ikeuchi</link>
	<description>〜地方発、エコとビジネスの両立で勝機をつかむ</description>
	<pubDate>Wed, 10 Dec 2008 13:20:22 +0000</pubDate>
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		<title>「つらぬく」経営～世界で評価される小さな会社・池内タオルの真髄（書籍紹介）</title>
		<link>http://kotonoha-media.com/blog/ikeuchi/archives/8</link>
		<comments>http://kotonoha-media.com/blog/ikeuchi/archives/8#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 09 Dec 2008 18:15:06 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[
  「世界でもっともピュアなタオル」と評され、日本だけでなく海外で高い評価を受けるタオル。それが「風で織るタオル」。



このタオルは、愛媛県今治市にある小さな会社・池内タオルで作られている。

・日本初、100%風力発電で稼動する会社。
・日本企業初、「NYホームテキスタイルショー」で最優秀賞を受賞。
・「嘘をつかない」会社。
・お客さんが代わりに営業までしてくれる会社。

そんな池内タオルの根底にあるのが「つらぬく」こと、「変わらない」こと。
しかし、社員20人余の池内タオルが、世界を相手にビジネスを展開するまでには、さまざまな苦労とドラマがあった――。

安い輸入品に押される一方の衰退産業、地方、中小企業、取引先の破綻の影響で民事再生を申請。
「四重苦」を背負うことを余儀なくされながら、なぜ池内タオルは世界で高い評価を受ける会社になれたのか?

「環境」と「ビジネス」を両立させる企業として注目される池内タオルの、過去・現在・未来が1冊に。
＜目次＞
はじめに
第1章　池内タオルのいま
世界でもっともピュアなタオル
自社ブランド中心の商品構成
朝はメールとニュース
池内流営業
どこにいてもタオルが気になる
第2章　民事再生、そして復活へ
①絶頂からどん底へ
致命的なアクシデント
アメリカで高まった評価
たしかな手ごたえ
自社ブランドで新しいステージへ
売上の7割を失う
②迫られた経営方針の転換
OEMを捨てる
債権者の理解と協力
支えになったマニアの声
家族の理解
変わらないということ
変わらない信念を伝えること
ひとりのファンから始まる
雇用のリストラクチャリングに着手
湧いてくる感謝の念
第３章　風で織るタオル誕生
①タオル生産の真実
農薬だらけの綿花
オーガニック・コットンの難しさ
環境配慮のあいまいさ
②本格的に環境配慮に取り組む
再びの挑戦
組合で建てた工場
ノルガードさんの箴言
自社ブランドへの希求
他社に先んじたISOの取得
オーガニックの実現
化学薬品を使う意味
製品の寿命を考える
③エコから生まれた自社ブランド
売れなかった新製品
褒め言葉ではなかったノーブルの意味
アメリカの展示会は商談の場
④風で織るタオル─アメリカから日本へ
インターネット販売への取り組み
風で織るタオルの誕生
電力グリーン化の模索
風で電力をまかなう
ブランディングにつぎ込む
思いがけない受賞
風で織るタオルが電波に乗った
アメリカでの販路拡大
第4章　会社を継ぐまで─続けることの重み
①生い立ちと父への思い
タオル屋の次男坊
「努力家」と言われるコンプレックス
成り行きだった松下電器への就職
わがままな新入社員
②今治に帰るという選択
退職の決断
あわや離婚の危機
急逝
③父の死と二代目社長の誕生
引き継がれたバラ日誌
衰退するタオル産業
自社工場にあった負の遺産
もう通用しない名刺の力
タオル設計にオフコンを導入
④新米社長の経営改革
タオルハンカチに主軸を移す
「クイックレスポンス」
産地をひとつの工場に
3分の2に短縮されたリードタイム
産地の構造改革
第5章　エコとビジネスの両立─なぜ生き残れたか
①ビジネスの原点
「タオルマニア」を自認
愛するに足るタオルをつくる
環境配慮―表現の課題
よいものだけでは売れない
変えられないコンセプト
コンセプトを守るための取捨選択
②真摯な姿勢がファンをつくる
「ＩＫＴマニア」の存在
ファンを裏切らない
顔が見えるということ
ファンがくれる情報、ヒント
広く伝えるための努力
③産地が与えてくれた力
産地の力を生かす
理想に近づく喜び
第6章　がんばる地方と中小企業のために
①5年後の池内タオル
ファンドの資金を得、次のステージへ
ホーム・テキスタイル・メーカーへの模索
②今治産地をファクトリー・ブランドへ
産地一体となった構造改革
今治ブランドの価値をあげる
おわりに

＜書誌情報＞

タイトル：「つらぬく」経営　　世界で評価される小さな会社・池内タオルの真髄
著者：池内計司
発行・発売：（株）エクスナレッジ
発売日：2008年11月28日
体裁：四六版並製／208頁
定価：本体1,400円＋税
ISBN 978-4-7678-0677-8
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>
 <strong> </strong><strong>「世界でもっともピュアなタオル」と評され、日本だけでなく海外で高い評価を受けるタオル。それが「風で織るタオル」。</strong><br />
<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4767806771?ie=UTF8&amp;tag=gjustice-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=1211&amp;creativeASIN=4767806771"><img src="http://kotonoha-media.com/blog/ikeuchi/files/taoru.jpg" alt="taoru.jpg" /></a><br />
<br />
このタオルは、愛媛県今治市にある小さな会社・池内タオルで作られている。<br />
<br />
・日本初、100%風力発電で稼動する会社。<br />
・日本企業初、「NYホームテキスタイルショー」で最優秀賞を受賞。<br />
・「嘘をつかない」会社。<br />
・お客さんが代わりに営業までしてくれる会社。<br />
<br />
そんな池内タオルの根底にあるのが「つらぬく」こと、「変わらない」こと。<br />
しかし、社員20人余の池内タオルが、世界を相手にビジネスを展開するまでには、さまざまな苦労とドラマがあった――。<br />
<br />
安い輸入品に押される一方の衰退産業、地方、中小企業、取引先の破綻の影響で民事再生を申請。<br />
「四重苦」を背負うことを余儀なくされながら、なぜ池内タオルは世界で高い評価を受ける会社になれたのか?<br />
<br />
「環境」と「ビジネス」を両立させる企業として注目される池内タオルの、過去・現在・未来が1冊に。<br />
<strong>＜目次＞</strong><br />
はじめに<br />
第1章　池内タオルのいま<br />
世界でもっともピュアなタオル<br />
自社ブランド中心の商品構成<br />
朝はメールとニュース<br />
池内流営業<br />
どこにいてもタオルが気になる<br />
第2章　民事再生、そして復活へ<br />
①絶頂からどん底へ<br />
致命的なアクシデント<br />
アメリカで高まった評価<br />
たしかな手ごたえ<br />
自社ブランドで新しいステージへ<br />
売上の7割を失う<br />
②迫られた経営方針の転換<br />
OEMを捨てる<br />
債権者の理解と協力<br />
支えになったマニアの声<br />
家族の理解<br />
変わらないということ<br />
変わらない信念を伝えること<br />
ひとりのファンから始まる<br />
雇用のリストラクチャリングに着手<br />
湧いてくる感謝の念<br />
第３章　風で織るタオル誕生<br />
①タオル生産の真実<br />
農薬だらけの綿花<br />
オーガニック・コットンの難しさ<br />
環境配慮のあいまいさ<br />
②本格的に環境配慮に取り組む<br />
再びの挑戦<br />
組合で建てた工場<br />
ノルガードさんの箴言<br />
自社ブランドへの希求<br />
他社に先んじたISOの取得<br />
オーガニックの実現<br />
化学薬品を使う意味<br />
製品の寿命を考える<br />
③エコから生まれた自社ブランド<br />
売れなかった新製品<br />
褒め言葉ではなかったノーブルの意味<br />
アメリカの展示会は商談の場<br />
④風で織るタオル─アメリカから日本へ<br />
インターネット販売への取り組み<br />
風で織るタオルの誕生<br />
電力グリーン化の模索<br />
風で電力をまかなう<br />
ブランディングにつぎ込む<br />
思いがけない受賞<br />
風で織るタオルが電波に乗った<br />
アメリカでの販路拡大<br />
第4章　会社を継ぐまで─続けることの重み<br />
①生い立ちと父への思い<br />
タオル屋の次男坊<br />
「努力家」と言われるコンプレックス<br />
成り行きだった松下電器への就職<br />
わがままな新入社員<br />
②今治に帰るという選択<br />
退職の決断<br />
あわや離婚の危機<br />
急逝<br />
③父の死と二代目社長の誕生<br />
引き継がれたバラ日誌<br />
衰退するタオル産業<br />
自社工場にあった負の遺産<br />
もう通用しない名刺の力<br />
タオル設計にオフコンを導入<br />
④新米社長の経営改革<br />
タオルハンカチに主軸を移す<br />
「クイックレスポンス」<br />
産地をひとつの工場に<br />
3分の2に短縮されたリードタイム<br />
産地の構造改革<br />
第5章　エコとビジネスの両立─なぜ生き残れたか<br />
①ビジネスの原点<br />
「タオルマニア」を自認<br />
愛するに足るタオルをつくる<br />
環境配慮―表現の課題<br />
よいものだけでは売れない<br />
変えられないコンセプト<br />
コンセプトを守るための取捨選択<br />
②真摯な姿勢がファンをつくる<br />
「ＩＫＴマニア」の存在<br />
ファンを裏切らない<br />
顔が見えるということ<br />
ファンがくれる情報、ヒント<br />
広く伝えるための努力<br />
③産地が与えてくれた力<br />
産地の力を生かす<br />
理想に近づく喜び<br />
第6章　がんばる地方と中小企業のために<br />
①5年後の池内タオル<br />
ファンドの資金を得、次のステージへ<br />
ホーム・テキスタイル・メーカーへの模索<br />
②今治産地をファクトリー・ブランドへ<br />
産地一体となった構造改革<br />
今治ブランドの価値をあげる<br />
おわりに<br />
<br />
<strong>＜書誌情報＞</strong><br />
<br />
タイトル：「つらぬく」経営　　世界で評価される小さな会社・池内タオルの真髄<br />
著者：池内計司<br />
発行・発売：（株）エクスナレッジ<br />
発売日：2008年11月28日<br />
体裁：四六版並製／208頁<br />
定価：本体1,400円＋税<br />
ISBN 978-4-7678-0677-8</p>
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		<item>
		<title>破たんからの復活～自社ブランド「ＩＫＴ」の確立へ</title>
		<link>http://kotonoha-media.com/blog/ikeuchi/archives/5</link>
		<comments>http://kotonoha-media.com/blog/ikeuchi/archives/5#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 23 Nov 2008 08:41:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[
いまでは当社の屋台骨を支える「風で織るタオル」は、折りしも破綻の同年から全国販売を計画していた商品でした。

かつて池内タオルの主力業務は、高級ブランドのライセンスを受けたタオルハンカチのＯＥＭ（相手ブランドによる生産）でした。ところが、二〇〇三年八月末、当時の売り上げ約七億円の六割を占めていたタオルハンカチの卸が突然、倒産。二億四〇〇〇万円の売掛金などが、回収不能となったのです。

このとき「風で織るタオル」は、国内ではごく一部の百貨店が扱うのみで、まさに販路を全国の百貨店や専門店に拡大しようとしていたその矢先のことでした。

ここで借金を増やし、ＯＥＭ企業として復活を模索するという途もありました。もちろん、会社をたたむという選択肢もありました。ですが、私は民事再生法の申請を選択。「ＯＥＭから自社ブランドに主軸を移し、三億五〇〇〇万円の売り上げに育てる」という再生計画を策定し、金融機関などの債権者の方々の合意を得たのです。

しかも、取り扱いを予定していた小売店のほとんどは、当初の計画通りの取り引きを承諾してくれました。海外の取引先も、これまでと同条件であれば、引き続き取り引きを続けると約束してくれたのです。

「風で織るタオル」の開発が始まったのは、一九九七年のことです。認知度のない、弱小ブランドがファンを獲得していくためには、品質はもちろんのこと明確なコンセプトが必要だと私は考えました。そこで、選択したのが、「環境に優しい」というコンセプトだったのです。

世界でいちばん安全なタオルをつくりたい――その思いが基本になって立ち上げた、自社ブランド『ＩＫＴ』。販売目標を設定するわけでもなく、つくり手としての理想だけを追求するタオルでした。

「出来上がったときの品質が長続きする商品が環境にもっとも優しいはず。だからモデルチェンジはできる限りしない」
「安全や環境を感情や感覚で語ることはしない」
「最低でも一〇回選択したあとに、商品の品質を判断してほしい」

こんなメッセージを送り続けたタオルには、あるとき〝がんばれ　池内タオル〟というファンサイトができていました。こんなみなさんの厚い声援を受けて今日まで頑張ってきたのです。

当社のような、凡百の中小企業の自社ブランド商品が、注目と期待を集めたのは、なぜなのでしょうか。

一九九九年に発表した自社ブランド『ＩＫＴ』が日本のみならず、欧米でも高く評価され、いわばオーガニック・タオルの代名詞となりました。この日本の今治で生まれたこのタオルは、世界のハイエンド・タオルとして愛用されているのです。

ですが、今後も私の初心が変わることはありません。培ったノウハウを基本に、目指すは〝トータル･オーガニック・テキスタイル・カンパニー〟。愛媛から世界へ発信を続けていきます。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>
いまでは当社の屋台骨を支える「風で織るタオル」は、折りしも破綻の同年から全国販売を計画していた商品でした。<br />
<br />
かつて池内タオルの主力業務は、高級ブランドのライセンスを受けたタオルハンカチのＯＥＭ（相手ブランドによる生産）でした。ところが、二〇〇三年八月末、当時の売り上げ約七億円の六割を占めていたタオルハンカチの卸が突然、倒産。二億四〇〇〇万円の売掛金などが、回収不能となったのです。<br />
<br />
このとき「風で織るタオル」は、国内ではごく一部の百貨店が扱うのみで、まさに販路を全国の百貨店や専門店に拡大しようとしていたその矢先のことでした。<br />
<br />
ここで借金を増やし、ＯＥＭ企業として復活を模索するという途もありました。もちろん、会社をたたむという選択肢もありました。ですが、私は民事再生法の申請を選択。「ＯＥＭから自社ブランドに主軸を移し、三億五〇〇〇万円の売り上げに育てる」という再生計画を策定し、金融機関などの債権者の方々の合意を得たのです。<br />
<br />
しかも、取り扱いを予定していた小売店のほとんどは、当初の計画通りの取り引きを承諾してくれました。海外の取引先も、これまでと同条件であれば、引き続き取り引きを続けると約束してくれたのです。<br />
<br />
「風で織るタオル」の開発が始まったのは、一九九七年のことです。認知度のない、弱小ブランドがファンを獲得していくためには、品質はもちろんのこと明確なコンセプトが必要だと私は考えました。そこで、選択したのが、「環境に優しい」というコンセプトだったのです。<br />
<br />
世界でいちばん安全なタオルをつくりたい――その思いが基本になって立ち上げた、自社ブランド『ＩＫＴ』。販売目標を設定するわけでもなく、つくり手としての理想だけを追求するタオルでした。<br />
<br />
「出来上がったときの品質が長続きする商品が環境にもっとも優しいはず。だからモデルチェンジはできる限りしない」<br />
「安全や環境を感情や感覚で語ることはしない」<br />
「最低でも一〇回選択したあとに、商品の品質を判断してほしい」<br />
<br />
こんなメッセージを送り続けたタオルには、あるとき〝がんばれ　池内タオル〟というファンサイトができていました。こんなみなさんの厚い声援を受けて今日まで頑張ってきたのです。<br />
<br />
当社のような、凡百の中小企業の自社ブランド商品が、注目と期待を集めたのは、なぜなのでしょうか。<br />
<br />
一九九九年に発表した自社ブランド『ＩＫＴ』が日本のみならず、欧米でも高く評価され、いわばオーガニック・タオルの代名詞となりました。この日本の今治で生まれたこのタオルは、世界のハイエンド・タオルとして愛用されているのです。<br />
<br />
ですが、今後も私の初心が変わることはありません。培ったノウハウを基本に、目指すは〝トータル･オーガニック・テキスタイル・カンパニー〟。愛媛から世界へ発信を続けていきます。</p>
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		<item>
		<title>世界で売るハイエンド・タオル『ＩＫＴ』の誕生</title>
		<link>http://kotonoha-media.com/blog/ikeuchi/archives/3</link>
		<comments>http://kotonoha-media.com/blog/ikeuchi/archives/3#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 13 Sep 2008 01:08:45 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[
戦国の昔、伊予水軍が活躍したことで知られ、「来島の瀬戸のうず潮とどろとどろたかなる聞けば雄心の沸く」と歌に詠まれた来島海峡。この海峡は、鳴門、関門とともに日本最大急潮として並び称されます。この来島海峡に面し、松山道からしまなみ街道に入った沿道に、タオル産地として名高い愛媛県・今治市があります。そしてここに、私の会社『池内タオル』もまたあるのです。

私が生まれたのはここ今治。生家は祖父の代から産地でタオルに携わり、池内タオルは父、池内忠雄が創業しました。私は、それを継いだいわゆる二代目経営者です。現在、社員は二〇余名、年商八億円程度。凡百の中小企業です。そればかりか、二〇〇三年、主要取引先の倒産によって売掛金などが焦げ付き、民事再生を申請した企業なのです。

そんな池内タオルがもつ自社タオルのブランド『ＩＫＴ』——これが、高級ブランドのライセンス商品が主要のタオル業界で、ファンを集め、全国の百貨店やインテリア、雑貨の専門店から引き合いが続いていると聞けば、驚かれるのではないでしょうか。しかもその販路は、日本国内だけではなくアメリカ、ヨーロッパに広がり、高い評価を得、世界の一流ブランドと肩を並べるハイエンド・タオルと目されているのです。

「いったいなぜ？」と思われるでしょう。
じつは、当池内タオルは、一〇〇パーセント風力発電をエネルギー源として利用する企業なのです。そして、そのエネルギーでつくるという、「風で織るタオル」のネーミングで自社製品を展開。「世界有数の産地今治市から、自然素材とエコエネルギーでタオルを製造販売する会社」として、情報発信を行っています。

とはいえ、高級ブランドのライセンス商品が主要のタオル業界で、小さな企業がブランドを前面に打ち出し、顧客の支持を集めることは容易なことではありません。だからこそ、この特異な状況に、みなさんが注目してくださっているのでしょう。

現在は、このＩＫＴを中心とした再生計画が順調に進み、再生法申請時に定めた売り上げ目標をクリア。利益も出始め、ようやく二〇〇七年の三月、再生手続きを無事終了したのです。池内タオルは倒産というどん底から這い上がり、水面に顔を出し、これから羽ばたこうというときなのです。この池内タオルの復活劇を牽引したのは、結果として世の流れに先駆けることとなった、「環境配慮」という視点でした。　



]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>
戦国の昔、伊予水軍が活躍したことで知られ、「来島の瀬戸のうず潮とどろとどろたかなる聞けば雄心の沸く」と歌に詠まれた来島海峡。この海峡は、鳴門、関門とともに日本最大急潮として並び称されます。この来島海峡に面し、松山道からしまなみ街道に入った沿道に、タオル産地として名高い愛媛県・今治市があります。そしてここに、私の会社『池内タオル』もまたあるのです。<br />
<br />
私が生まれたのはここ今治。生家は祖父の代から産地でタオルに携わり、池内タオルは父、池内忠雄が創業しました。私は、それを継いだいわゆる二代目経営者です。現在、社員は二〇余名、年商八億円程度。凡百の中小企業です。そればかりか、二〇〇三年、主要取引先の倒産によって売掛金などが焦げ付き、民事再生を申請した企業なのです。<br />
<br />
そんな池内タオルがもつ自社タオルのブランド『ＩＫＴ』——これが、高級ブランドのライセンス商品が主要のタオル業界で、ファンを集め、全国の百貨店やインテリア、雑貨の専門店から引き合いが続いていると聞けば、驚かれるのではないでしょうか。しかもその販路は、日本国内だけではなくアメリカ、ヨーロッパに広がり、高い評価を得、世界の一流ブランドと肩を並べるハイエンド・タオルと目されているのです。<br />
<br />
「いったいなぜ？」と思われるでしょう。<br />
じつは、当池内タオルは、一〇〇パーセント風力発電をエネルギー源として利用する企業なのです。そして、そのエネルギーでつくるという、「風で織るタオル」のネーミングで自社製品を展開。「世界有数の産地今治市から、自然素材とエコエネルギーでタオルを製造販売する会社」として、情報発信を行っています。<br />
<br />
とはいえ、高級ブランドのライセンス商品が主要のタオル業界で、小さな企業がブランドを前面に打ち出し、顧客の支持を集めることは容易なことではありません。だからこそ、この特異な状況に、みなさんが注目してくださっているのでしょう。<br />
<br />
現在は、このＩＫＴを中心とした再生計画が順調に進み、再生法申請時に定めた売り上げ目標をクリア。利益も出始め、ようやく二〇〇七年の三月、再生手続きを無事終了したのです。池内タオルは倒産というどん底から這い上がり、水面に顔を出し、これから羽ばたこうというときなのです。この池内タオルの復活劇を牽引したのは、結果として世の流れに先駆けることとなった、「環境配慮」という視点でした。　<br />
<br />
<br />
</p>
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